00'室堂(八郎坂ルート)

 

 室堂の混み具合を偵察するのと、8月後半の山登りの調整も兼ねて8月12日(土)に日帰りで室堂に行って来ました。
 実は時間の余裕があれば雄山にも登ってケーブルカーやバスを一切使わず日帰りする予定だったのですが、午後2時半まで自宅に帰りらくちゃいけなかったのでさすがに雄山には登れませんでした。しかし、これは日帰りでもいけるかもしれないという感触を得ることが出来ました。
 早朝自宅を出発して、6時15分に称名平駐車場に到着。駐車場には登山者がけっこういて、そのほとんどの目的地は大日岳のようでした。
 登山準備を整え6時30分から登山を開始。

 称名滝の両側には絶壁が存在していますが、八郎坂は向かって右側の絶壁を登って弥陀ヶ原へ出るコースです。それなりにキツいコースでしたが、当初思っていたほどではなく、コース中鎖場も1・2箇所ぐらいしかありませんでした。
 称名滝を見ながら高度をどんどん稼ぎ、登山開始から1時間30分。弥陀ヶ原に到着しました。
 弥陀ヶ原は巨大な空母の甲板のような高原であり、今はクレーターのような立山カルデラで分断されていますが、昔は立山カルデラから五色が原までもすべてつながっていたようです。

 この日の午前中は比較的天候が安定していました。
 写真は弥陀ヶ原から見た大日岳です。
 弥陀ヶ原は気持ちの良い高原でトレッキングを楽しむには最高のコースです。

 しかし、木道両側には朝露を持った笹が群生していて、スボンの裾がベタベタになってしまいました。
 早朝トレッキングを楽しむのであれば、スパッツは持ってきた方がよさそうです。
 弥陀ヶ原を歩いていて、満員の人を乗せた高原バスが引っ切り無しに美女平・室堂間をピストン輸送していました。
 八郎坂から登るとギュギュ詰めのケーブルカーやバスに乗らなくてもすみますし、お金もかからないので、このコースはお奨めです。
 弥陀ヶ原でペースを落とし、11時手前でやっと室堂に到着。
 室堂はやっぱり大変な混雑ぶりでした。

 帰りは立山カルデラを覗いて帰ることを考えたのですが、時間に余裕がなかったのでバスに乗り弘法で降りてそのまま八郎坂を下りました。

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