GW、山岳会メンバーと剱岳のすぐ隣、赤谷山に尾根を伝って登ってきました。 今年は雪が予想以上に少なくて尾根下部の藪が本当にひどかった。 ただ剱岳の眺めはすばらしかった。 |
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馬場島派出所への挨拶を済ませ白萩川沿いのデコボコ道を橋の手前300mほどのまで車で入りあとは雪のため歩き。 「白萩川取水口手前の大きな杉の木を目印に尾根へ取り付くのが積雪期のルート」とのことでしたが、いまいちわからず藪をかきわけ尾根を登る。 高度1,300あたりまで雪が拾えて雪崩の危険がなければ別にどこから取り付いても構わないと思います。 |
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尾根の下半分は藪こぎ。雪がなくて本当に大変でした。 写真は赤谷頂上直下。ここはけっこう傾斜があってしかも雪・草つき・岩・藪のミックスでいやらしかった。 ヒ〜。 |
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登り始めて9時間。やっと赤谷頂上に到着。 「富山の燕岳」赤谷頂上はとてもなだらかですばらしい景色がひろがっていました。 頂上から大窓方向へ100mほど下った[しゃくなげ岩屋]へ向かいます。 |
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今夜のお宿[しゃくなげ岩屋]に到着。ここはとても快適。赤谷頂上とは逆方向に出入口があり、稜線から少し馬場島寄りにあります。 |
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岩屋前から赤ハゲ・白ハゲ方向を見る。 双眼鏡で見ると小窓尾根にはニードルから約500m下方にテントが一張りと小窓に2・3パーティを確認。派出所の話しではGW剱への届け出は約170人で、その半分少しは剣沢からとのことだったので、GW初日のこの日はまだ混雑していないようでした。 |
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翌日、猫又へ登るという話もありましたが前日のひどい藪こぎの疲れからとっとと馬場島へ降りることに決定。 赤谷頂上直下からの下りはけっこう急。日が照って雪が腐るとアイゼンの食いつきも悪くなるのでここは要注意です。 写真はブラクラ峠にあるお地蔵さん前から見た谷。峠直下に雪はありません。所々雪渓は割れていましたが渡渉するような所はありませんでした。 初日は誰も会いませんでしたが下りは15人程度と会いました。今日の赤谷頂上は賑やかなことでしょう。 それにしても赤谷尾根の藪こぎはきつかった。赤谷尾根恐るべし。 |