9月上旬にテントを持って早月尾根ルートを通り一泊二日で行って来ました。 剱岳は標高2998m。富山県のシンボルとなっている山で、富山県民はこの山を見て暮らしているといっても過言ではない山です。 天候はガスってしまい、とっても残念です。剱は険しい山でした。 |
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早月尾根ルートは日本三大急登の一つであり、しかも日本でかなり長さのある尾根です。 その早月尾根の末端「馬場島」に車を停めて尾根に取り付きます。 「馬場島」はシーズン中であっても車の駐車で困ることはないと思います。 このルート唯一の山小屋である早月小屋までは視界のきかない森林の中をひたすら高度をかせぐ苦しい登りです。その早月小屋からしばらく高度をかせぐと森林限界を超えます。 写真は早月尾根の難所の1つ、カニのハサミです。 |
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平野の天気予報を元に、晴れるとふんで来たのですが、この日は残念ながらガスってしまいました。 | |
これは早月小屋全景で、テントは10張程度は設営可能です。 早月尾根ルートは絵に描いたように尾根の上を進むルートなので、途中水場はありません。小屋で売ってる水はたしか1リットル300円。そしてその水は以前降った雨水なので、熱してからじゃないと飲めません。 (今現在では雨水ではなく、下界で売られているペットボトルの水となっています) |
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ちなみにこれは大日岳の大日小屋前から晴れた別の日に撮ったもので、写真中央の山が剣岳です。 ピークから左側に延びた稜線が早月尾根で、長大な尾根ということがわかります。 |